国民一人につき一律10万円の給付金が支給されるという、特別定額給付金。
新型コロナの影響で苦しい生活を送る人が多い中、今日本中でその給付金を待ちわびていることだと思います。
そこで気になるのが、この10万円の給付金は一体いつからもらえるのかということ。
生活を少しでも楽にするためには、スピーディーに10万円の給付金を支給してもらいたいところですが、今回はそんな気になる10万円の給付金について徹底調査!
いつ支給されるのか、そして申請方法や自治体別の現在の状況などもご紹介していきたいと思います。
給付金の10万円、給付の申請は順次開始!
日本に住む全ての人に一律10万円を支給する「特別定額給付金」。
自粛生活が続く中、早くこの10万円の給付金を手にしたいという人にとっては、いつ支給となるのかが気になるところですよね。
そんな誰もが注目する10万円の給付金ですが、自治体によっては補正予算が成立したその翌日から早くも申請の受付をスタートさせるなど、順次対応を開始しているようです。
人口の少ない地域などは、高齢者に手渡しで10万円の給付を行う自治体があったり、さらには「先払い」で10万円を給付するなどその地域によって対応は様々。
その一方で、人口の多い地域ではそれだけ対応も大規模になるため、給付はもちろん受付開始自体も遅れる可能性があるようです。
5月4日に行われた安倍首相の会見では、現在800を超える自治体で受付が開始となっていることを発表していましたが、早く全ての地域で申請の受付が開始され、スピーディーに私たちの元に給付されることを願うばかりですね。
給付金の10万円はいつからもらえるの?
ついに受付が開始となった10万円給付金の申請。
しかし、いざ申請がスタートとなっても、肝心な10万円は一体いつ私たちの元に届くの?と疑問に思っている人がほとんどではないでしょうか?
そこで調べてみたところ、10万円の給付金がいつもらえるのかについては、「市区町村において決定する」とされているようです。
ということは、いつもらえるのかという確実な日程はまだわからないということですね。
ちなみに、今回の10万円の給付金は郵送での申請が開始となったその日から3カ月以内が期限となります。
3ヶ月が過ぎてしまうと、10万円は支給されませんのでご注意くださいね!
今回の特別定額給付金は、当初予定されていた1世帯ではなく、日本に住む国民1人につき10万円ですから各自治体の対応もかなり追われることになるかと思います。
特に人口が多い地域などは、人口が多い分対応量もかなりのものだと思いますので、他の地域と比べると支給日にも若干の遅れが生じるかもしれませんね。
給付金の10万円、早くもらうためには早く申請が必要?
今か今かと待ちわびている人も多い、10万円の給付金。
5月1日から既にオンライン申請が開始されている地域も多いですが、やはり10万円を手早くもらうためには、申請も早く行うことが必要なのでしょうか?
基本、申請受付開始日も地域によってばらつきがあるため、その分支給日も各地域で早い、遅いとばらつきがあると思います。
対応が早い地域では、1日に申請が開始され、なんと2日から給付を予定しているところもあるようですが、多くの地域では申請を行った後、支給されるのは1週間以上の期間を要すると考えておいた方がいいかもしれません。
もしも、何が何でも早く10万円をもらいたい!!という方は、郵送方式の申請ではなく、オンライン申請の方が申請書を待つことなく申請できますので、その分10万円の支給も早く受け取ることができます。
この申請方法に関してはまたこれからご紹介いたしますが、郵送だと申請書が届くのが5月中旬以降になるという地域が多いですので、5月中旬まで申請書を待つよりもオンライン申請を選ぶ方が賢明かもしれません。
給付金の10万円をもらうのに必要な申請方法をわかりやすく解説
10万円の給付金をもらうためには申請が必要となりますが、申請方法は「オンライン」「郵送」の2通り。
ここからは、そんな2通りの申請方法について、詳しく解説していきたいと思います。
一つ目は、オンラインでの申請方法についてですが、オンライン申請はパソコンまたはスマホでの申請が可能。
こちらの動画にはパソコン、そしてスマホでの申請方法が紹介されていますので、ご覧になってみてください↓
まず、オンライン申請で必要となるのはこちら↓
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- スマホまたはパソコン(スマホはiPhone7以降、Androidなどマイナンバーカードを読み取りできる機種)
- マイナポータルのアプリ(スマホの場合)
- マイナンバーカードを受け取った際に設定した暗証番号
- 振込先の口座が確認できる書類(通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングなどの画面の写し)
そしてオンラインでの申請方法はこちらです↓
- マイナポータルを開く(スマホはアプリを開く)
- ぴったりサービスを開き、自分が住んでいる市区町村を入力
- 「特別定額給付金の申請」を選択する
- 個人情報を入力する
- 振込先口座の画像をアップロードする
- 電子署名を送信(パソコンはICカードリーダーを使い、スマホの場合は読み取り機能を使う)
- 申請完了
また、マイナンバーカードを持っていないという人、パソコンやスマホがないという人は、郵送での申請しかできません。
郵送での申請は、各自治体より送られてくる申請書が届いたら必要事項を記入し、必要な書類を同封したらそのまま自治体に返送します。
それで申請は完了です。
ちなみに、郵送での申請方法で必要となるものは・・・
- 送られてきた申請書
- マイナンバーカードや運転免許証など、本人確認できる書類のコピー
- 振込先の口座が確認できる書類(通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングなどの画面の写し)
この3点が必要な書類となります。
郵送での申請の場合は記入漏れや記入ミスがないよう十分に注意して、申請を行ってくださいね!
給付金の10万円、申請はオンラインの方が簡単?
さて、オンライン申請、郵送での申請と2通りご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
マイナンバーカードがあるかないかで申請方法も変わってくるわけですが、オンラインと郵送では一体どちらが簡単に申請できるのでしょう・・・?
オンライン申請は、先ほどもご紹介した通りマイナンバーカードとスマホやパソコン、そして口座を確認する写しなどがあればすぐに申請可能ですが、アプリをダウンロードしログイン、個人情報などの入力などすべてスムーズに行えれば30分ほどで申請が完了となります。
しかし、人によってはログインや入力がスムーズにいかなかったり、読み取り作業に時間がかかってしまったりする場合もあるかもしれません。
ですので、スマホの操作や入力作業、アップロードなどに慣れている場合はオンライン申請の方が簡単なのではないでしょうか。
その一方で、郵送での申請では送られてきた申請書に記入をして確認書類と共に送り返すといったシンプルな工程なので、オンラインでの作業に慣れていないお年寄りなどは郵送のほうが簡単なのかもしれませんね。
給付金の10万円、もらったら何に使うのがいいの?
もうすぐ私たちの手元に届く、10万円の特別定額給付金。
皆さんの中には、10万円が支給されたら何に使おうかと悩んでいる人もいるかもしれませんね。
今後の自粛生活のために・・・と貯金にまわす人もいれば、生活が厳しいので生活費にまわすという人も多いかと思います。
ネット上などでも、10万円の使い道については様々な意見が出ているようですが、アンケートによると若い年代では意外にも貯金と答えている人も多いのだとか。
そんな中、お金のプロと呼ばれるファイナンシャルプランナーによると、今回の10万円の使い道は・・・
- 生活費にまわす
- 自粛生活に備える
- テレワークの環境改善に使う
- 寄付や応援に使う
・・・など、大きく分けて4つの使い道が給付金の有意義な使い方ではないかと紹介しています。
しかし、一部ではこれから訪れる不況のためには「不要不急なもの」に使い、日本の経済を救うべきだという意見も。
とはいっても、1人1人に与えられる給付金ですから、使い道は人それぞれ。
自分が思う有意義な方法で10万円を使うのが一番ではないでしょうか!
まとめ
今回は、今多くの自治体で受付が開始となった、国民一人につき10万円が支給される「特別定額給付金」についてご紹介しました。
中には既に給付が行われた地域もあるようですが、ほとんどの地域ではまだオンライン申請が始まったばかりの段階。
郵送での申請も、申請書は5月中旬以降に届くと言われており、私たちが10万円を手にするにはまだ少し時間がかかるかもしれません。
兎にも角にも、今苦しい生活が続いている人も多い現状ですから、一日でも早く10万円が手元に届くよう願うばかりです。
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