今ニュースでも連日放送され波紋を呼んでいる「桜を見る会」。
招待者や参加者がどういった基準で決められているのかが曖昧で、もしかしたら安倍首相の後援者から集めたのではないかとも噂されていますね。
そんな今話題の「桜を見る会」ですが、そもそもどういった会なのでしょうか?
今回は「桜を見る会とは何?」の疑問を解消すべく、その詳細をご紹介!
さらに2019年に行われた「桜を見る会」の参加者や招待者が誰なのか、そして一般人も会に参加できるのか・・・など「桜を見る会」にまつわる話題をまとめてみました!
桜を見る会とは?簡単にわかりやすく説明!
ニュースでも連日報じられていますが、「桜を見る会」が2020年には開催されず中止になることが発表され、大きな話題となっています。
「桜を見る会」といえば、毎年開催時にはテレビやニュースで放送されているため、一度は会の様子を目にしたことがある・・・という方もいるかもしれませんね。
しかし、テレビやニュースで見かけたことはあるものの、実際に「桜を見る会」がどういった会なのかというのはあまり知られていないのではないでしょうか?
そこで、「桜を見る会」についてわかりやすく簡単に説明すると・・・
内閣総理大臣主催の会で、芸能やスポーツなど各界から活躍している著名人を招き、労をねぎらうと目的に行われている会です。
この「桜を見る会」が始まったのは1952年からで、毎年4月の中頃に新宿御苑で行われています。
参加者には、飲み物・お菓子のほかに食事がふるまわれ、参加費や入場費も無料。
毎年およそ1万人もの参加者が「桜を見る会」に訪れていますが、2019年にはなんとその数18,200人にものぼる人たちが参加しています。
桜を見る会、税金の無駄遣いだった!?
毎年春に開催され、ニュースでも豪華な参加者らと共に、華やかな会の様子が報じられてきた「桜を見る会」。
私も「桜を見る会」が行われたというニュースをこれまで何度も見てきましたが、何を目的とした会なのかはわからないものの、とりあえず参加者が豪華だなという印象を抱いていました(笑)
そんな豪華な参加者が集う「桜を見る会」ですが、先ほども少し触れた通り参加者が払う参加費や入場費はすべて無料なんです。
では、その費用はどこから来ているのか・・・それはなんと「税金」!
この「桜を見る会」の予算は毎年それほど変わらず1766万円とされていますが、実際は支出が予算の倍以上となり、2018年に桜を見る会が行われた際にはなんと5000万円を超えたと言われています。
5000万円という数字が大きすぎて、もはや何が何だかわからないレベルになっていますが、予算の3倍も費用がかかっちゃっているんですね・・・。
しかも、年々参加者が増えていますから、それだけ支出も大きくなります。
それを、税金で賄っているというのですから、大問題ですよね。
まさに税金の無駄遣いとも言えるわけですが、この問題を参議院予算委員会で田村智子議員が安倍総理に追及し、報道では「安倍総理が私物化している」とも報じられています。
しかも、参加者をどういった基準で選んでいるのかも不透明、さらに私たちが支払っている税金でもてなしているとなると、さすがに私物化と言われても仕方いのではないでしょうか?
桜を見る会、2019年の参加者や招待者は誰?
年々、「桜を見る会」への参加者数が増える中、2019年4月に行われた桜を見る会では、18200人もの参加者が訪れたと報じられ大きな話題となりました。
それと同時に桜を見る会にかかる費用を税金で賄っていること、そしてどういった基準で招待者や参加者を決めているのかが不透明だということが指摘されていますね。
画像を見てもお分かりの通り、芸能人やアスリートなども参加しているこの桜を見る会ですが、2019年の参加者や招待者は一体誰なのでしょうか?
- IKKO
- ミッツ・マングローブ
- ナジャ・グランディーバ
- 林家ぺー&パー子
- 野々村真
- さかなクン
- 加藤一二三
- 神田うの
- デヴィ夫人
- 梅宮アンナ
- 辺見えみり
【俳優・女優】
- 石坂浩二
- 高島礼子
- 寺田心
- 市川猿之助
- 渡辺裕太
- 鈴木福
- 奈美悦子
- ももいろクローバーZ
- GENERATIONS
- 由紀さおり
- 相川七瀬
- May.J
- 五木ひろし
- アグネス・チャン
- メイプル超合金
- バイきんぐ
- ピコ太郎
- 綾小路きみまろ
- 千原せいじ(千原兄弟)
- パックンマックン
- トレンディエンジェル
- なべやかん
- ヒデ(ペナルティ)
- ケンドーコバヤシ
【アスリート】
- 丸山桂里奈(元なでしこジャパン)
- ラモス瑠偉
他にもいろいろな芸能人が参加していたようですが、調べてわかったのは上記のメンバー。
しかしまぁ、豪華なメンツが揃っていますよね!!
ちなみに、招待者であるものの辞退したという芸能人も数名いるようで、その中でも歌手の松山千春はコンサートのMCで「山口県ばかりの知り合いを集めてもなぁ」とコメント。
さらには、千原ジュニアも過去に招待されたことを語っており、「知らんオッサンと見たないわ」と辞退したと明かしています。
桜を見る会、一般人でも参加できるの?
多くの芸能人や著名人が参加している桜を見る会ですが、果たして私たち一般人でも参加できるのか・・・?
そう疑問を抱く人も多いのではないでしょうか?
そこで、一般人でも参加できるのかについて調べてみたところ、参加できる条件としてはやはり「招待状」がある人でないと参加できないようです。
しかし、もし自分と血縁関係にある人が招待された場合は、同行者として参加できる場合もあるようですよ!
また、招待状をもらった人からの「推薦」でも桜を見る会に参加できるとの情報もあります。
これは、実際に推薦枠で参加した一般の方のブログに記載されていましたが、桜を見る会の招待状をもらった血縁関係の方から推薦されて参加した旨を綴っていました。
ですので、もし自身の周りで招待されている血縁関係者がいたら、同行枠または推薦枠で参加できる可能性が高いですが、基本的には一般人が桜を見る会に参加することは難しそうですね。
桜を見る会、騒動で山口県議がブログを削除!?
今、日本中で波紋が広がっている「桜を見る会」。
税金の無駄使い、安倍首相の私物化などなど大きな騒動となってしまいましたが、そんな中この騒動を受け山口県議など桜を見る会に参加した政治家たちが次々にブログを削除しているというのです。
この「桜を見る会」問題を追及した野党追及チームによると、2014年に友田有山口県議がホームページ上に「桜を見る会」に支援者らと共に7人で参加したとブログに綴っていたのですが、共産党議員が桜を見る会に関する問題を追及した日の直後に削除。
またさらには、山口県周南市の藤井律子市長も2018年5月に、ブログで桜を見る会に参加した時の様子を綴っていましたが、国会で問題が批判された直後に削除しています。
藤井律子市長は、削除したことに関して「他の人の写真や話も載せていて、国会で議題にあがったことを受け、迷惑がかかるといけないと思って削除した」とコメント。
前述の友田有県議会議員も削除した件に関して「特に理由はない」とも語っています。
何も問題がないのであれば、ブログをわざわざ削除しなくても良いものの・・・このタイミングで次々にブログを削除するというのはさらに疑惑を深めることになったのではないでしょうか?
まとめ
今、様々な問題が浮上し波紋を呼んでいる「桜を見る会」。
確かに昔からニュースで見るたびに、何のためにやっているんだろう・・・?
と思うこともありましたが、私が一番びっくりしたのは参加費が無料ということ!
まさか税金で賄われているとは・・・初めて知って驚きました(笑)
2020年の桜を見る会は現段階で中止が発表されていますが、今後この会が存続するのかについても目が離せませんね。