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  • 累計55万部突破! 西加奈子の傑作が映画化。矢崎仁司監督が1つの家族を通してさまざまな感情を描く
    この映画の原作は累計55万部を突破する西加奈子の同名小説。2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞、いまや日本を代表する小説家のひとりとなった彼女が、デビュー作「あおい」の次に発表した「さくら」の映画化だ。映画化は「きいろいゾウ」「円卓」「まく子」に続いて4作目となる。この映画に登場するのは、サクラと名づけられた1匹の犬と長谷川家の5人、そして彼らそれぞれにとって大切な人たちだ。日々の幸せ、初めての恋、思いがけない事故、愛するがゆえの葛藤……普遍的に映る家族の日常は決して普遍的ではなく、ひとりひとりの物語が、ひとつひとつの出来事が、心にずっしりと突き刺さってくる。そんな西加奈子が紡ぐ家族の物語に「私の映画史がすべて入っている」と、その世界観に惹かれ監督を引き受けたのは矢崎仁司。『ストロベリーショートケイクス』(06)、『スイートリトルライズ』(10)、『太陽の坐る場所』(14)、『無伴奏』(16)など、人間の複雑な感情を映し出すことに長けた矢崎監督が、長谷川家という1つの家族を通して、夫婦、兄弟妹、親子、初めての恋、一途な愛、生と死、そして生きることの意味を丁寧に描いていく。心に深く刻まれるであろう家族の物語がまたひとつ誕生した。
  • 北村匠海・小松菜奈・吉沢亮が兄弟妹を演じる。父は永瀬正敏、母は寺島しのぶ、愛犬サクラも名役者!
    長谷川家の3人の兄弟妹を演じるのは、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮。旬にして実力を兼ね備えた主役級の若手俳優の共演が実現した。一家の次男・大学生の薫を演じるのは北村だ。映画のストーリーテラーの役割を担いながら、さまざまな愛と情を観察して自らも経験していく姿を好演。自由奔放で超美形の末っ子・美貴には小松。長男への深い愛に苦悩する心情を演じ切った。家族の中でも学校でも人気者の長男・一(ハジメ)には吉沢が選ばれた。光を放つ存在から影を背負う者へ、変わりゆく若者の苦悩をにじませた演技が光る。彼らの両親役には、日本映画界に欠かせない俳優、寺島しのぶと永瀬正敏。圧倒的演技力で若手をサポートする。長谷川家の人々と関わる女性キャラクターには、小林由依(欅坂46)、水谷果穂、山谷花純というフレッシュな顔ぶれが揃い、ジェンダーにとらわれない生き方をみせる溝口先史役に加藤雅也が挑んでいる。そんな俳優たちと負けず劣らずの演技をみせるのは、長谷川家の愛犬“サクラ”だ。どんなときも家族みんなを見守る視線やリアクション、どんなことも受け止める佇まい、この作品のタイトルが『さくら』である理由が伝わってくるみごとな演技をみせている。
  • 登場人物の心情を奏でるアダム・ジョージ。ラストを彩る“東京事変”の主題歌という音楽の力
    1匹の犬と5人の家族の心情をより豊かに伝える音楽。劇中音楽を担当するのは、クラシックピアニストのアダム・ジョージだ。薫が幼い頃を語るときに流れる柔らかなピアノの音色は、ときに家族団らんを語り、ときにそれぞれの切なさや哀しみに寄り添い、ときに言葉を発しない“サクラ”の心情を代弁する。クラシックピアノと『さくら』の世界観はとても相性がいい。そして、大晦日に起きる事件の後に長谷川家に訪れる奇跡、それに続くような世界観でエンディングを彩るのは、東京事変がこの映画のために書き下ろした新曲「青のID」だ。「生きている負い目」「生きている値打ち」「生きている証明」という歌詞からも伝わってくるように、生きることには、嬉しさも苦しさもある、笑ったり泣いたりもする、そんな「生きる」ことの意味を問いかける、この映画のメッセージを受け止めた主題歌になっている。
この映画の原作は累計55万部を突破する西加奈子の同名小説。2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞、いまや日本を代表する小説家のひとりとなった彼女が、デビュー作「あおい」の次に発表した「さくら」の映画化だ。映画化は「きいろいゾウ」「円卓」「まく子」に続いて4作目となる。この映画に登場するのは、サクラと名づけられた1匹の犬と長谷川家の5人、そして彼らそれぞれにとって大切な人たちだ。日々の幸せ、初めての恋、思いがけない事故、愛するがゆえの葛藤……普遍的に映る家族の日常は決して普遍的ではなく、ひとりひとりの物語が、ひとつひとつの出来事が、心にずっしりと突き刺さってくる。そんな西加奈子が紡ぐ家族の物語に「私の映画史がすべて入っている」と、その世界観に惹かれ監督を引き受けたのは矢崎仁司。『ストロベリーショートケイクス』(06)、『スイートリトルライズ』(10)、『太陽の坐る場所』(14)、『無伴奏』(16)など、人間の複雑な感情を映し出すことに長けた矢崎監督が、長谷川家という1つの家族を通して、夫婦、兄弟妹、親子、初めての恋、一途な愛、生と死、そして生きることの意味を丁寧に描いていく。心に深く刻まれるであろう家族の物語がまたひとつ誕生した。
長谷川家の3人の兄弟妹を演じるのは、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮。旬にして実力を兼ね備えた主役級の若手俳優の共演が実現した。一家の次男・大学生の薫を演じるのは北村だ。映画のストーリーテラーの役割を担いながら、さまざまな愛と情を観察して自らも経験していく姿を好演。自由奔放で超美形の末っ子・美貴には小松。長男への深い愛に苦悩する心情を演じ切った。家族の中でも学校でも人気者の長男・一(ハジメ)には吉沢が選ばれた。光を放つ存在から影を背負う者へ、変わりゆく若者の苦悩をにじませた演技が光る。彼らの両親役には、日本映画界に欠かせない俳優、寺島しのぶと永瀬正敏。圧倒的演技力で若手をサポートする。長谷川家の人々と関わる女性キャラクターには、小林由依(欅坂46)、水谷果穂、山谷花純というフレッシュな顔ぶれが揃い、ジェンダーにとらわれない生き方をみせる溝口先史役に加藤雅也が挑んでいる。そんな俳優たちと負けず劣らずの演技をみせるのは、長谷川家の愛犬“サクラ”だ。どんなときも家族みんなを見守る視線やリアクション、どんなことも受け止める佇まい、この作品のタイトルが『さくら』である理由が伝わってくるみごとな演技をみせている。
1匹の犬と5人の家族の心情をより豊かに伝える音楽。劇中音楽を担当するのは、クラシックピアニストのアダム・ジョージだ。薫が幼い頃を語るときに流れる柔らかなピアノの音色は、ときに家族団らんを語り、ときにそれぞれの切なさや哀しみに寄り添い、ときに言葉を発しない“サクラ”の心情を代弁する。クラシックピアノと『さくら』の世界観はとても相性がいい。そして、大晦日に起きる事件の後に長谷川家に訪れる奇跡、それに続くような世界観でエンディングを彩るのは、東京事変がこの映画のために書き下ろした新曲「青のID」だ。「生きている負い目」「生きている値打ち」「生きている証明」という歌詞からも伝わってくるように、生きることには、嬉しさも苦しさもある、笑ったり泣いたりもする、そんな「生きる」ことの意味を問いかける、この映画のメッセージを受け止めた主題歌になっている。
音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。スーパーのチラシの裏紙に「年末、家に帰ります」と綴られた手紙を受け取った長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へと向かった。母のつぼみ、父の昭夫、妹の美貴、愛犬のサクラとひさびさに再会する。けれど兄の一(ハジメ)の姿はない……。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。その灯火を繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋……長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々、喜怒哀楽の詰まった忘れたくない日々だ。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた─。
北村匠海 / 長谷川薫
1997年11月3日生まれ、東京都出身。『DIVE!!』(08/熊澤尚人監督)で映画初出演を果たし、以降様々な作品に出演。『君の膵臓をたべたい』(17/月川翔監督)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。近作に『HELLO WORLD』(19/伊藤智彦監督)、『影踏み』(19/篠原哲雄監督)、『ぼくらの7日間戦争』(19/村野佑太監督)、『サヨナラまでの30分』(20/萩原健太郎監督)、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20/三木孝浩監督)など。『とんかつDJアゲ太郎』(20/二宮健監督)、『アンダードッグ』(20/武正晴監督)、『砕け散るところを見せてあげる』(SABU監督)、『東京リベンジャーズ』(英勉監督)の公開が控えている。
吉沢亮さん小松菜奈さんをはじめとする本当に強力かつ個性のある共演者の皆様とお芝居できる時間がとても幸せに思います。一つの家族の大きな愛、小さな愛、一匹の犬にまつわる、愛情。端的には言えない、愛と情の物語です。丁寧に一言一言を紡いで力を合わせて作り上げていきたいと思います。頑張ります。
小松菜奈 / 長谷川美貴
1996年2月16日生まれ、東京都出身。モデルとして雑誌を中心に活動をはじめPV・CMなどに数多く出演。映画『渇き。』(14/中島哲也監督)で映画初出演を果たし、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか、多数の新人賞を受賞。以降『ディストラクション・ベイビーズ』(16/真利子哲也監督)、『溺れるナイフ』(16/山戸結希監督)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16/三木孝浩監督)などに出演し、同年マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを果たした。近作に『恋は雨上がりのように』(18/永井聡監督)、『来る』(18/中島哲也監督)、『さよならくちびる』(19/塩田明彦監督)、第43回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した『閉鎖病棟-それぞれの朝ー』(19/平山秀幸監督)、『糸』(20/瀬々敬久監督)など。『恋する寄生虫』(21/柿本ケンサク監督)の公開が控えている。
矢崎監督とのお仕事は今回が初めてで、共演者の方々と一つの家族になるのは緊張でもあり未知の世界ですが、これからこの家族にどんな色がついていくのかとても楽しみです。原作からも浮き出てくるリアルな家族のやり取りと喜怒哀楽の光景がとても微笑ましく、その中で感じる生きるとは何か・愛とは何か・家族とは何か、そんなメッセージが伝わる心温まる再生物語だと感じました。今回演じさせていただく末っ子のミキと常に向き合い、とても奮闘する日々になると思いますが、自分の感じた想いを大切にミキとして生きていきたいです。
吉沢亮 / 長谷川一
1994年2月1日生まれ、東京都出身。09年「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で特別賞を受賞しデビュー。「仮面ライダーフォーゼ」(11-12年)で仮面ライダーメテオ/朔田流星役を演じ、以降様々な作品に出演。『リバーズ・エッジ』(18/行定勲監督)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。近作に『銀魂』シリーズ(17.18/福田雄一監督)、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)、『キングダム』(19/佐藤信介監督)、『空の青さを知る人よ』(19/長井龍雪監督/声の出演)、『一度死んでみた』(20/浜崎慎治監督)など。『青くて痛くて脆い』(20/狩山俊輔監督)、『AWAKE』(20/山田篤宏監督)のほか、21年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では主人公渋沢栄一を演じる。
矢崎監督、共演者の皆様は初めましての方ばかりで、皆様とどのような家族ができあがるのか、とても楽しみです。不安もありますが、監督と話し合いながらこの一家の光であり影である一という役を精一杯生きたいと思います。僕自身男4人兄弟で、女姉妹に憧れていました。妹、ワクワク。
寺島しのぶ / 長谷川つぼみ
1972年12月28日生まれ、京都府出身。大学在学中に文学座に入団、退団後も数多くの舞台に出演し演劇賞を受賞している。『シベリア超特急2』(00/MIKE MIZNO監督)でスクリーンデビューを果たし、『赤目四十八瀧心中未遂』(03/荒戸源次郎監督)では日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞。『ヴァイブレータ』(03/廣木隆一監督)はヴェネチア国際映画祭に出品され、ブルーリボン主演女優賞を受賞、『キャタピラー』(10/若松孝二監督)ではベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。近作に『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)、『オー・ルーシー!』(18/平柳敦子監督)、『のみとり侍』(18/鶴橋康夫監督)など。
匠海くん、菜奈ちゃん、吉沢くん、そして永瀬さん。
この5人で又家族の映画をやりたいです。
自然に撮影中は本当の家族のように思えました。
苦難を乗り越えて家族が再生していく、
今必要な映画だと思います。
でも、一番頑張ったのはさくら役のちえちゃんです。 
永瀬正敏 / 長谷川昭夫
1966年7月15日生まれ、宮崎県出身。オーディションで抜擢された『ションベン・ライダー』(83/相米慎二監督)で映画デビューを果たす。『息子』(91/山田洋次監督)他で日本アカデミー賞新人俳優賞・最優秀助演男優賞ほか、合計の8つの映画賞を受賞。台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』(15/マー・ジーシアン監督)では、金馬映画祭で中華圏以外の俳優で初めて主演男優賞にノミネートされ、『あん』(15/河瀨直美監督)、『パターソン』(16/ジム・ジャームッシュ監督)、『光』(17/河瀨直美監督)でカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優となる。近作に『ある船頭の話』(19/オダギリジョー監督)、『最初の晩餐』(19/常磐司郎監督)、『カツベン!』(19/周防正行監督)、『ファンシー』(20/廣田正興監督)、『二人ノ世界』(20/藤本啓太監督)など。2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
西加奈子さんの素晴らしい原作
三人の子供達、お母さん、そしてサクラ...愛しい家族
それぞれの出会いに感謝しています。
ちえ / サクラ
2010年7月生まれのミックス。タレント犬としてCM「トータルハウジング『吾輩は犬である』篇」(15~)をはじめ、テレビドラマ「アキラとあきら」(17)、「監察医 朝顔」(19)などに出演している。
小林由依(欅坂46) / 大友カオル
1999年10月23日生まれ、埼玉県出身。15年に欅坂46第1期生オーディションに合格し、「サイレントマジョリティー」でCDデビューを果たす。アーティスト活動のほか、「with」の専属モデルとしても活躍している。テレビドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(16)、「残酷な観客達」(17)、「女子高生の無駄づかい」(20)への出演を経て、本作が映画初出演となる。
水谷果穂 / 矢嶋優子
1997年11月3日生まれ、静岡県出身。テレビドラマ「リアル脱出ゲーム 密室美少女」(13)でデビュー。『先輩と彼女』(15/池田千尋監督)で映画初出演を果たした。NHK連続ドラマ小説「なつぞら」(19)をはじめテレビドラマ「スニッファー嗅覚捜査官」(16)、「ブラックペアン」(18)、「凪のお暇」(19)などに出演。映画では『ホラーの天使』(16/長江俊和監督)、『honey』(18/神徳幸治監督)など。
山谷花純 / 須々木原環
1996年12月26日生まれ、宮城県出身。エイベックス主催のオーディションに合格し、テレビドラマ「CHANGE」(08)でデビュー。15年「手裏剣戦隊ニンニンジャー」で注目を集める。近作に『劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー』(18/西浦正記監督)、『今日も嫌がらせ弁当』(19/塚本連平監督)、『フェイクプラスティックプラネット』(20/宗野賢一監督)など。
加藤雅也 / 溝口先史
1963年4月27日生まれ、奈良県出身。モデルとして活躍後、初主演作『マリリンに逢いたい』(88/すずきじゅんいち監督)で映画デビューを果たし、テレビドラマや映画に多数出演。近作に『影に抱かれて眠れ』(19/和泉聖治監督)、『キングダム』(19/佐藤信介監督)、『彼女は夢で踊る』(19/時川英之監督)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20/武正晴監督)、『銃2020』(20/武正晴監督)など。『望み』(20/堤幸彦監督)、『決着』(20/上本聡監督)の公開が控えている。
趙珉和 / フェラーリ
1979年10月25日生まれ、大阪府出身。出演作に『パッチギ!』(05/井筒和幸監督)、『ストロベリーショートケイクス』(06/矢崎仁司監督)、『アラグレ』(13/権野元監督)、『ベイブルース 25歳と364日』(14/高山トモヒロ監督)など。テレビドラマ「黒部の太陽」(09)、NHK連続ドラマ小説「てっぱん」(10)、NHK大河ドラマ「平清盛」(12)、「心の傷を癒すということ」(20)等。凡そ4年間、NYにて演劇・アート・音楽パフォーマンス行い、帰国後今作に出演。
監督 矢崎仁司
いつか挑みたかった西加奈子の世界。『さくら』には、私の映画史がすべて入っている。だから、この小説の映画化は、私以外誰にも監督させたくなかった。西さんから投げられたボールは、ド真ん中に投げ返そうと思います。『さくら』に出会えたことを神様に感謝します。
原作 西加奈子
当時の私のきらめきも、過ちも、全てを受け止めてくれた映画のおかげで、どうやら「さくら」が私より長生きしそうです。
主題歌 東京事変
監督 矢崎仁司
⼭梨県出身。日本大学芸術学部映画学科在学中に『風たちの午後』(80)で監督デビュー。2作目となる『三月のライオン』(92)がベルリン国際映画祭ほか世界各国の映画祭で上映され、ベルギー王室主催ルイス・ブニュエルの「黄金時代」賞を受賞するなど、国際的に高い評価を得る。95年、文化庁芸術家海外研修員として渡英し、ロンドンを舞台にした『花を摘む少女 虫を殺す少女』を監督。その後の監督作品に『ストロベリーショートケイクス』(06)、『ハヴァ、ナイスデー』(06)、『スイートリトルライズ』(10)、『不倫純愛』(11)、『1+1=11イチタスイチハイチイチ』(12)、『太陽の坐る場所』(14)、『××× KISS KISS KISS』(15)、『無伴奏』(16)『スティルライフオブメモリーズ』(18)がある。
宮下昇 / 企画
関顕嗣 / プロデューサー
朝西真砂 / 脚本
石井勲 / 撮影
大坂章夫 / 照明
弥栄裕樹 / 音響
宮本真奈美 / ヘアメイク
目見田健 / 編集
田中真紗美 / 美術
浜辺みさき / スタイリスト
原作 西加奈子
1977年5月7日イラン テヘランで生まれる。エジプトのカイロ、大阪で育ち、2004年に「あおい」でデビュー。翌年発表した「さくら」がベストセラーに。その後07年「通天閣」で織田作之助賞、13年「ふくわらい」で河合隼雄物語賞受賞、15年「サラバ!」で第152回直木賞を受賞した。映画化作品としては『きいろいゾウ』(13/廣木隆一監督)、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14/行定勲監督)、『まく子』(19/鶴岡慧子監督)に続き、本作で4作品目となる。
主題歌 東京事変
2004年、デビューシングル「群青日和」、1stアルバム「教育」をリリース。以降チャート第1位を獲得した「大人(アダルト)」(06)、「娯楽(バラエティ)」(07)、「スポーツ」(10)、「大発見」(11)とテレビのチャンネル名を冠したアルバムを発表。12年2月29日「東京事変live tour 2012 Domestique Bon Voyage」の日本武道館公演をもって解散。 2020年元旦、新曲「選ばれざる国民」の配信と共に「再生」を発表。4月、EP「ニュース」、8月、日本テレビ系水曜ドラマ「私たちはどうかしている」主題歌を含む、配信マキシシングル「赤の同盟」リリース。
音楽 アダム・ジョージ
今日、世界で最も影響力のあるクラシック・ピアニストの1人。母国ハンガリーで最高の音楽賞として知られるフランツリスト賞を受賞。2012年には、UEFA EURO 2012の開会式で3億人の視聴者に向けて演奏を行った。ニューヨークのカーネギーホールをはじめ、世界各地で定期的に演奏を行っている。即興演奏や作曲も広く手掛ける。SNSでも多くのフォロワーを持つ。
みんなが善人で、みんなが悪人。べつに、成長しなくたっていい。
変でも、悲しくても、このままで、生きていける。清濁併呑の映画だ。
山崎ナオコーラ
作家
サクラは接着剤だ。不器用に傷つけ合う家族をくっつけるための。私たちは犬につながれながら生きている。
ブレイディみかこ
ライター/コラムニスト
物語の中心にいる三人の兄妹達が、そのお互いの距離感を含め、本当に実在しているかのようでした。
中村文則
小説家
原作を読んだのがけっこう前だったのですが、読んだときの衝撃を思い出しました!
役者がみんな小説の人物になっていて「ああ、そういえばこんな感じだったな」という謎のなつかしさを感じたのも不思議でしたね。
原作の芯をとらえた、圧倒的な強さと弱さで両方からこころが引き裂かれるような、
それでいてなにもかもがひとつになるような、そんな作品でした。
海猫沢めろん
文筆家
生命を抱いてこの世をたゆたい、ぶつかり合っていく。
どこにでもいる家族を眺めているうちに、とんでもない濁流に飲み込まれてしまった。
呆然と、いまここに自分が生きていることをかみしめている。
今日マチ子
漫画家
痛々しくて、おもしろおかしくて、美しくて、切実な家族の物語を、
今この映画で観ることができる喜びを噛み締めています。
小林エリカ
作家、マンガ家
さくらはあの家の神様だった。机の下でみんなの真ん中で、ボールを受け止め続けていた。生きよう。やっぱり生きたほうがいいのだ。当たり前のようなその気づきはなんだかすごく大切なもののように思えた。
長濱ねる
タレント
どんなに歪でもたしかに
ここにある愛に涙し、
羨ましくも思いました。
憎たらしくてやるせない
でも仕方なく愛おしい。
いつだって私の傍らにも
家族の愛があったのだと
気づいた温かい時間です。
人臭い表情ってとても
美しいものなんです
明日からも私を生きなくては
セントチヒロ・チッチ
BiSH
何気なく生きる中で無意識に培う刹那が、映像を通していないかのように生々しく、心も体温も貪りとられました。
人には人の地獄があるとはよく聞きますが、人には人の天国もあると感じました。
例えばそれが1番悲しい看取られの仕方になってしまっても。
アイナ・ジ・エンド
BiSH
華やかなキャストの中、淡々と漂う蒼くささがとても新鮮でした。どんなヘンテコ家族でも、全てを受け入れてくれるのが「犬」なんですよね。私も昔から家族で犬を飼っているのですっごく分かります(笑)
IMALU
タレント
家族一人一人の喜びや悲しみを
ずっと側で見てきたさくらが…
もし言葉が話せるなら、1番初めに家族の誰に、どんな言葉で何を伝えるのだろうか?
見終わった瞬間に私は愛犬を抱きしめ【どんな時でも側にいてくれて有難う】そう伝えました。
北斗晶
タレント
「どこにでもあるような家族」なんて、
本当は、どこにもないんだろうな。

まともでなくても、普通でなくても、
愛を諦めないで生きていかなければいけないと思った。

2020年、この映画に出会えたことに感謝。
宇賀なつみ
フリーアナウンサー
誰より近くにいるのに、誰よりわかりあえない。家族を愛することは、心地良い距離を、傷つきながら探り続けることだ。
太陽の周りを、近づいたり遠ざかったりする惑星みたいに。さくらが、その役割を果たしてくれた。
岸田奈美
作家
ときどき「家族」って何だろう?と思う時があります。
一緒にいて楽しいけど、ケンカもするし、苦しいときもある。
そのリアルさが心に響きました。それでも家族の形を愛おしいと思うのです。
棚橋弘至
新日本プロレス
恋は怖い。愛は怖い。あたたかいけど、それだけじゃない。
全てから逃げてしまいたい。
ああ、「すろん」と産まれてしまったからには、真正面から見据える強さが欲しい。
西田藍
書評家
甘酸っぱくて切ない記憶が蘇るような、もう戻れない切なさに駆られました。
人を愛せる人生は特別で素晴らしいことなのだと、改めて考えさせられる素敵な作品に出会えました。
岸明日香
女優
健やかなる時も、病める時も、心がバラバラになった時も、さくらはいつも家族の中心にいる。
どんな時もさくらは変わらないけれど、自分が中心にいるとは悟っていない。
だから僕たちは「自分にとっての中心って何だろう?」と考え始める。
松崎健夫
映画評論家
きっと、観終えてから何年経っても、春が来るたびに想う。「彼らは、元気かな」って。
桜のように儚くて、たおやかな家族のことを。
SYO
映画ライター
かつて矢崎監督が撮った『風たちの午後』のかぼそい囁き声が、ある力を携えて再びスクリーンから聞こえた気がしたときに、思わず感涙してしまいました。あらゆる愛の姿を肯定してくれるこの物語が、どうか届くべき人のもとへと届けられることを願っています。
児玉美月
映画執筆家
まっすぐな感情も、隠しておきたい感情も、理解しがたい感情も、色々な感情がたえまなく身体に流れ込んでくる、感情を経験させてくれる映画でした。受け取った深い愛と温かさ、忘れません。
新谷里映
映画コラムニスト
どんなに深い夜にも朝日が昇り、永い冬にも春が巡ってくる。
この映画がたどり着く光景は、それまでの一分一秒を乗り越えるために存在する。
小野寺系
映画評論家
北村匠海、小松菜奈、吉沢亮演じる美貌の3兄妹が抱える、恐ろしくも切ない秘密に泣いた。純粋な愛は、時に人を破滅させるほどの力を持つ。
石井百合子
シネマトゥデイ編集部
敬称略・順不同